持っていていい投信、ダメな投信の定義

持っていていい投信、ダメな投信

投信評価リストをチェックする前に、リターンやリスクといった概念をおさらいしておく必要がある。少しでもおカネを殖やしていきたい、投資で失敗して後悔はしたくない。そのためにも欠かせない基本中の基本だ。

 

まずは『期待リターン』。この言葉は「投資家が期待する収益率」ではなく、将来、平均的に得られると予想される収益率のことである。続いて「リスク」。金融商品の世界では危険ではなく、リターンのばらつきの度合い、ぶれの大きさを指し、統計の標準偏差(分散の平方根)で表される。

 

「期待リターンプラスー標準偏差」から「期待リターンマイナスー標準偏差」のあいだに全体の68%が収まり、同じく期待リターンに2標準偏差を加減した範囲内に95%が収まる。「標準偏差分、損する(得する)ことは大いにあり、2標準偏差分、損する(得する)こともありうる」と頭に入れておこう。

 

では、こうした将来のリターンとリスクをどれぐらいだと考えればいいのか。

 

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リスクとリターンの「目安」を押さえる

投信評価リストで協力を得た日本投資信託愛好会bizによる、主な資産クラスごとのリスク水準と期待リターンだ。

 

「投信909評価リスト」でも肝になっているのはここ。「たとえば中国株投信であれば中国株、先進国株と先進国債券に50%ずつ投資するバランス型ファンドであれば先進国株と債券といった、それぞれの投信の大元となる資産クラスのリスクーリターンを推計したもの」

 

じつは、リスクについては、過去10年の水準と今後10年の水準はおおむね変わらないだろうということが実証されている。表2−Hや投信評価リスト中のリスク水準は過去十年程度〜数十年のデータに基づき推計されている。

 

一方リターンのほうは、過去の実績が将来を示してくれるとは限らない。そこで「数ヵ月、1年といった短期の変動要因ではなく、もっと長期的にリターンの源泉となる要因を、資産クラスごとの特性に応じて見ていく」という必要がある。

 

たとえば債券は満期まで保有し、デフォルト(債務不履行)のような事態に遭わなければ、最終利回りを手にすることができる。この最終利回りが将来推計の大きな道標になるため、期待リターンが。読みやすい‰欧米など先進国債券の期待リターンは1〜4%、リスクは10%強といったところだ。

 

ただし、社債については信用リスクが上乗せされる度合い、つまりは時々の市場環境によってリターンが変わってくる。ハイイー・ルド債券などは、この上乗せ分かあ程度大きい足元の市場環境を反映して、リスクに対して期待リターンが高めに出ている。

 

株式のほうは、多くの人が実株感しているとおり、よく上がったり下がったりする。日本株や先進国株のリスクはざっと20%が目安だ。この変動の激しさに目が行きがちだが、長い目で見れば、その国々や投資対象の成長力を反映する。先進国株の期待リターンは8〜12%。I割の元本割れをすることも3割上昇することも、大いにありうるわけだ。

 

新興国のほうが先進国よりも景気の振幅が激しい反面、成長余地も大きいということで、リスターリターンとも高くなっている。中国株でいえばリターン14〜18%、リスクは40%以上である。

 

REIT(不動産投資信託)は、配当などのインカムリターンが道標になる点で債券と共通する一方で、それ以外の価格変動のトレントを見据える必要がある点で、株式に近いイメージだ。リスターリターンについて押さえた後は、もう一つのキーワードを頭に入れておきたい。「シャープレシオ」だ。

 

このジャープレシオは、価格変動に対してどれだけのリターンが期待できるかを示すもの。高ければ高いほど投資効率がよく、元本を上回る確率が高いということになる。投資家はついついリターンの絶対値を気にしがちだが、問題はこのリスク当たりのリターンだ。シヤープレシオのほうが「本当にいい投信かどうか」の目安となる。

 

式は分母がリスク(標準偏差)、分子は本来「期待リターンーリスクフリー・レート」となるが、今回は「リスクフリー・レートがゼロ」として試算している。また、投信評価リストでは、アセットクラスごとの期待リターンからコストを差し引いた実質期待リターンをはじき出している。いわば正味の期待リターンだ.

 

米国株の大幅下落、これを受けたシカゴ日経225先物(清算値9655円)の大幅な下げにより、日経平均はこれにさや寄せする形でのオープニングギャップからのスタートを余儀なくされることになる。テクニカル面では、6月29日に空けたマド(9734.66-9703.41円)を下回ってのスタートとなると、巨大なアイランドリバーサル(離れ小島)を形成する形になる。一目均衡表では雲上限を試す格好となるが、これにより遅行スパンは下方転換シグナルを発生させる。ボリンジャーバンドの-2σを割り込む可能性があるため、売られ過ぎのシグナルも発生するが、トレンドは大きく悪化する。